かきかたプリントメーカー

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お手紙ごっこのすすめ

ある程度文字が書けるようになった子は「お手紙」に挑戦してみましょう。保育園や幼稚園でお友達同士でお手紙を交換したり、家族に伝えたいことをお手紙にしたためたり。 クラスの子の間で突然お手紙ブームが発生するのもよくあることです。 「かきかたプリントメーカー」を活用しながらお手紙ごっこを楽しんだりや本物のお手紙を書けるようになったりするためのヒントを紹介します。

家族でお手紙ごっこ

お手紙ごっこの第一歩は家族同士のやりとりから。

文字の練習を始めたばかりの子は、教材に書かれた文字をなぞったり、物の名前をひたすら書いて練習することが多いかと思います。そんなお子様にとって、自分の言葉を文字にして他人に伝えるという体験はとても新鮮なものです。

最初は、家族に何を伝えたいのかを話し合いながらプリントを作り、なぞり書きしたものを手渡してみましょう。書いた言葉が誰かの心に届く喜びを大切にしながら文字を練習できます。

お手紙ごっこと郵便ごっこ

家族同士のお手紙は手渡したり枕元に置いたりしても良いのですが、やっぱり郵便受けがあったほうが気分が盛り上がります。 空き箱に細長い穴と取り出し口をつけ、絵や折り紙で素敵にデコればできあがり!

さらに、投函用のポストを作るのもおすすめです。みんなで共通のポストに手紙を投函し、誰かが「郵便屋さん」の役目をして宛先の人に届けます。 郵便のしくみを学んだり、本物の郵便を利用する練習をしたりすることができます。 更に、紙片に絵を書いて「切手」にしたり、スタンプを押して「消印」にしたりすれば面白さがアップします。

おうちの方からのお返事もお手紙ごっこの楽しみのひとつです。特別に伝えたいことがなくても、今日のごはんや週末の予定をお手紙で伝えたり、言い損ねた言葉を夜寝ている間にポストに入れておいたり。 帰りが遅くてあまりお子さんと一緒に過ごす時間のない方も、お手紙でコミュニケーションをとることができます。

突然やってくる! クラスのお手紙ブーム

幼稚園や保育園ではある時期いきなりお手紙ブームが始まったりします。お友達に短いメッセージや絵を送り、もらった子もお返事を書き、他の子にもお手紙を渡すようになり……という具合に一気にブームが広がったりします。 お手紙ごっこは、文字を使ってコミュニケーションをとる練習としてとても優れた遊びです。 きれいな文字や整った文章である必要は全くないものの、字が苦手だったり自信がなかったりしてお手紙ブームに乗りきれない子は「かきかたプリントメーカー」を活用してみてください。 おうちで文章を考えて練習をしたり、お手本を横に置いて清書したりすれば大丈夫です。

お友達の名前をきれいに書けば好印象。そして自分の名前も忘れずに! 誰からもらったのかがわからなくなってしまいます。

本物のお手紙も書ける

本物のお手紙にも挑戦してみましょう。はがきや便箋に、親戚や親しい友だちへのメッセージを書けば立派なお手紙です。

絵日記・絵手紙スタイルを使えば、絵葉書風にすることもできます。

まだ自分で書けないお子様は、なぞり書きのまま送ってもいいでしょう。頑張って字を練習している様子が伝わります。

宛名や郵便番号・住所はおうちの方が書いてあげてくださいね。

文字を書けなくても打てばいい!?

文字を書けなくてもお手紙交換はできます。鉛筆で文字を書くよりも、スマホやタブレット、ゲーム機などで文字を入力することをおぼえるほうが簡単かもしれません。

私の娘はNintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」が大好きです。このゲームの中では他のプレイヤーや島民たちにお手紙を送ることができるので、この機能を使ってときどき家族にお手紙を書いてくれます。 一般的なキーボードとは違い、おなじみの五十音表のようにあいうえお順に並んだ文字をぽちぽちと押していくインターフェイスなので、文字を選ぶのも簡単。 背景となる「便箋」を選んだり、アイテムをプレゼントとして添えたりといった楽しみもあります。

文字を書けるようになる前に、便利なツールや楽しいゲームの力を借りてお手紙交換を楽しんでみるのもいいものです。

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